まんなかを生きるカウンセリングでは、皆様のお悩み・ご相談に答えるため、フレーズクラウド・セラピーという手法のオンライン・カウンセリング・セッションを提供しています。
こんな悩みはありませんか?

こうしたお悩みの多くは、フレーズクラウド・セラピーを用いたカウンセリングが解決することができます。
お一人で悩まず、まずはご相談ください。
無料の説明会を積極的にご利用ください。
このセラピーが向いていると思われるケース
「あなたは心の悩みを抱えていますか?」
と聞かれて、「はい」と答えた人の大半はこのセラピーによって恩恵を受けることができます。
うつ・ストレス・不安・恐怖・イライラ・怒り・憎しみ・分かり合えない・罪悪感・悲しみ、などのネガティブ感情でお悩みの場合は、対象となる場合が大半です。
特に、頭の中をグルグル回る思考(自動思考・反芻思考)に支配されてそこから脱出できない、とお感じの方には高い確率で大きな効果を示します。
一度、グルグル思考に捕まってしまうと、ただ時間が解決してくれる、ということはほとんどない、と私は考えています。

何かしらの気づきがあったり、手を打たない限りはずうっと、下手をすると、死ぬまで
グルグル思考から出られず、ひょっとしたら死んでも出られずに幽霊になってしまうかもしれません。
しかしグルグル思考の中にいるときに、そこから意志の力で脱出するのは、なかなか容易ではありません。
そもそもグルグル思考に捕まっている、という認識に至らないことも非常に多いです。
だからこそ、同じ悩みを何十年も持ち続けている人が世の中には沢山おられるのです。

フレーズクラウド・セラピーは、「陰陽のバランスを取る」というシンプルな原理をもって、このグルグル思考からの脱出を実現する、再現性の高い手法です。
例外的に向いていないと思われるケースについては、下記をご覧ください。

認知行動療法と比べて
現在主流となっている心理療法に認知行動療法というものがあります。
認知行動療法のうち、特に頭の中の「認知の歪み」(思い込み)を正そうとする認知療法が有効なケースは、フレーズクラウド・セラピーの対象となります。
フレーズクラウド・セラピーは、ネガティブ感情のの発生メカニズムについて、認知療法と同じモデルで考えております。
つまり、外側の出来事 Activating event ではなく、頭の中の「自動思考」、「認知の歪み」、「中核信念」などの思考・観念 Belief が、感情や行動 Consequence を決めているというABC理論に基づいています。

なぜこのように考えられるかと言いますと、もしも外界の出来事が直接感情の引き金となっているのであれば、同じ出来事を体験した人には同じような反応が見られるはず。でも実際には、同じ言葉を聞いても、怒る人と怒らない人がいたりします。
このシンプルな事実から、感情発生で決定的な役割を果たしているのは、外界の出来事ではなく、むしろ人それぞれが持っている考え方・思考・観念(認知行動療法では認知とも呼ばれます)のほうである、と考えられるのです。
中核となっているのが同じABC理論ですので、広い意味では、フレーズクラウド・セラピーを新しいタイプの認知行動療法のひとつ、とみなすことができます。
認知行動療法 | フレーズクラウド・セラピー | |
理論 | ABC理論 | ABC理論 + 陰陽統合 |
ヒーリング | なし | レイキヒーリングなどを用いて蓄積した感情に対処 |
宿題 | あり | 事前準備やセルフセッションを推奨する |
標準のセッション回数 | 16〜20回 | 1–3回程度ではっきりした効果が出ることが多い |
標準の期間 | 半年〜1年 | 一日から数週間 |
一回のセッション時間 | 30分〜60分 | 〜2時間 |
一回のセッション費用 | 5000円〜 | 2万円 |
合計費用 | 20回だと10万円 | 1回だと2万円 3回だと6万円 |
エビデンス | 豊富 | 乏しい |
期待される効果 | 不安やストレスの軽減効果 | 効果には個人差があるが、クライアント自己申告によるストレスの数値(0〜10)が0となるのが成功の基準のひとつ。 本来の自分に沿った新しい生き方・ゴールを得る。 これによって、最悪の過去が最善であったと思えるようになることを理想とする。 |

一般的に、認知行動療法では、1回30分から60分のセッションを16回から20回ほど、半年から一年くらいかけて行うものとされています。
費用面では、1回5000円程度からなので、8万円から10万円、もしくはそれ以上を要します。
またセッションの間には自分で行うためのワークが宿題として出されるので、長期間に渡ってのご本人の努力が必須となります。

フレーズクラウド・セラピーは、従来の認知行動療法と比べて、認知の歪みを正す方法論の部分に大きな違い・特色があります。フレーズクラウド・セラピーでは、この認知の歪みを、
「この世界では陰と陽のバランスが厳密に保たれているのに、その片側しか見ていない状態」
と陰陽二元論の立場から解釈しています。
この立場に基づき、認知の歪みを正すために、
「まだ見えていないもう片側を見ることで陰陽のバランスを回復する」
ことに注力します。
これによって、1回のセッションでも大きな効果が得られます。不思議に思われるかもしれませんが、陰陽、つまりネガティブとポジティブのバランスというのはそれほど大事なのだと解釈しています。

フレーズクラウド・セラピーのセッションは、クライアントの方が中心になって行われ、セラピストはガイド役、案内役に徹します。つまり、セラピストの側から「こうしなさい」と指導することはありません。もちろん、「あなたはこういう病気だ」と診断を下すようなこともありません(それは違法行為になります)。クライアントのあなたが自分で変化したいと希望して、変化することを選ばれ、変化を体験することになります。
認知行動療法、認知療法については、精神療法・心理療法としての効果が、科学的な根拠によって確立されています。
これに対して、フレーズクラウド・セラピーは、新しいセラピーであるため、医療的・心理学的なエビデンスと言えるものは乏しく、ブログ上での症例報告しかありません。肌感覚として効果が高いように感じる、ということはできますが、客観的に評価することはまだできません。
うつや不安の症状で認知療法、認知行動療法を薦められて実践したが効果が芳しくないような場合は、フレーズクラウド・セラピーをお試しください。


このセラピーはスピリチュアルですか?
人生を変えるセッションになり得る、という意味では、まさにスピリチュアルです。
しかし、セラピーの大部分はただただ手順通りに質問に答えていくだけであり、どなたでも受けやすい形のセラピーとして開発・提供しています。
セッションの仕上げには、過去に蓄積した感情を処理するためにエネルギーワーク(ヒーリング)を行いますが、ごくごくシンプルで短時間(数分間)のものに過ぎません。よほどエビデンス(科学的根拠)のないものが嫌いだと言う方を除けば、ほとんどの方が受け入れやすいことでしょう。むしろ体験していただくことによって効果に目を向けて頂きたいと思っています。主にレイキヒーリングを用いていますが、この部分はEMDRのようにエビデンスのある方法でも代用できると考えています。
しばしば、セッションの効果が期待通りではないときに、筋肉反射テストという手法でその原因を調べていくと、着ぐるみ症候群や憑依・霊障など、皆さんの聞き覚えのない要因、あるいはスピリチュアルやオカルトのような要因が浮上してきます。そのような場合にはたしかにスピリチュアルな話をしなければならなくなります。これまでのところ、多くの場合についてはこれらについても対処できておりますので、こういったことを丸ごと信じる必要はありませんが、結果が出せるかどうかに注目頂ければと思います。

具体的なお悩み・自動思考の例
あなたのお悩み・ストレスが、具体的な例として以下のような思考を伴うならば、すでに実績があるため、このセラピーが効果を発揮する可能性が特に高いと思われます。
- 神様にいじわるされているため絶対に幸せになれない(実績あり)
- 人生は常に苦行である(実績あり)
- 起きたこと全てに後悔して自己嫌悪(実績あり)
- 特定の人物を許すことができない怒りや憎しみ(自分の場合は罪悪感)
- 新しいことをやろうとすると不安に圧倒される(実績あり)
- ビジネスや副業を始めたが不安で前に進めない(実績あり)
- 自分のメッキが剥がれるという不安(実績あり)
- 私はいつも失敗する(実績あり)
- この世は敵だらけだ(実績あり)
- 私が悪い子だから母は死んだ(実績あり)
- 私の罪は消し去ることができない(実績あり)
- スピリチュアルにハマりすぎて周りとギクシャク(実績あり)
- スマホのダラダラ見、スマホ中毒(実績あり)
- アダルトチルドレン、インナーチャイルド、幼児期の親子関係の影響(実績あり)
- 部屋を片付けられない(実績あり)
- ゼロか百かのゼロヒャク思考
- すべき思考
- その他、多種多様なネガティブ感情の悩みにつきまとう自動思考
フレーズクラウド・セラピーの特色として、闇を光に転じて、両者を統合したあとで、光のほうを選んでいきます。そのため、悩みの闇(ネガティブ)が強ければ強いほど、それに見合うだけの大きな光(ポジティブ)な変化を起こすチャンスであるという側面があります。


このセラピーが向いていないであろうケース
フレーズクラウド・セラピーが明らかに不向きなケースもあるようです。
このセラピーは、観念(思い込み)を手放す(=認知の歪みを正す)タイプの認知療法的なセラピーですので、以下の例のように、お悩みの原因がご自身の観念にないような場合には不向きです。
- 頭よりも体が先に反応してしまうようなタイプのネガティブ感情で、あまり言葉で説明できない場合。トラウマ体験の記憶で頭より先に体が反応してしまうな場合。このようなトラウマ治療については、キネシオロジーやレイキによるエネルギーヒーリングのほうが適していると思われますので、別途ご相談ください。
- ネガティブ感情の理由がまったく、あるいはほとんど思いつかない、言葉で説明できないような場合。このような場合は感情の原因が、ご自身の観念や思い込みではない可能性があります。異常がある時期を境に急に始まったという場合の中には一部、憑依霊による霊障と解釈できるようなケースが含まれているようです。浄霊のための祈りについてのブログ記事を参考にしてください。しばしば、セッションの中でこれが発覚し、対処することもあります。
- 言葉を使うセラピーですので、言語運用に困難がある場合は不向きです。
- その他、認知療法が不向きであるようなケース
これらの場合は、異なったアプローチが必要となると考えられますので、別途ご相談ください。


フレーズクラウド・セラピー体験者の声
ここで、実際にフレーズクラウドセラピーのカウンセリング・セッションを体験された方からのお声を紹介させていただきます。
私は娘の力にならなければ…..

50代女性Aさん
個人の感想です。得られる結果には個人差があります
このようなセラピーは初めてでしたが、料金は安すぎるのではないでしょうか。
(このときは1万1000円で提供しました)
洗剤のCMのように、ずっとこびりついた観念がするっとはがれて消えていきました。
セラピー後数日たちましたが、気持ちは軽いままですし、セルフケアの方法も教えていただいたので、今後もちょっとしたモヤモヤは自分で対処できそうです。
とても効果が高いと感じました。
ブログもおすすめです。
セッション後、いつもと変わらない生活ですが、余計な考えが湧いてこないのでてきぱきと事が進みます。

二回のセッションを行い、21個の観念と4つのネガティブ感情が0に。過去を変えたいとは思わない、と明言されました。
テキストチャットと画像のやりとりのみでセッションを行いました。結果的にたっぷりと時間をかけて陽の探索を行って頂くことになり、セラピーのやり方もかなり習得して頂くことができました。
余計な考えが湧いてこないのでてきぱきと事が進む、というのはその通りで、やりたいこと、やるべきことにエネルギーを注力できます。


いつも最悪な状況で苦行のみ……

50代男性Bさん
個人の感想です。得られる結果には個人差があります
生きること自体が地獄のようなものになっていた自分にとって頭が軽くなった感じがありました。
その後、その観念によってせき止められていたことが次々に出てきました。
こんなに自分で自分を苦しめていたのかと自分を変えていけるきっかけになりました。
今は、揺らぐことも少なくなり、広い世界を感じて過ごせています。

苦行が必要であり、苦行さえあれば充分である、つまり、人生すなわち苦行という、5つの観念が、このとき一回のセッションですべて0に。ビフォーのほうの感情ストレスの値を測定しなかったので記録がありませんが、終了時点に感情ストレスは0に。50年来の呪いから脱却され、右側の考え方に変化しました。
これで何もかも悩みが無くなるかというと、もちろんそういうわけではありません。しばらくするとまた新たなネガティブ観念が浮上してきて心が揺れ始めるものですが、それは別の課題です。また同じように対応すれば、気づきを得てバランスを取り戻すことができます。このプロセスを習得して繰り返していけば自分が強く感情的にネガティブに反応するようなものがどんどん減っていき「まんなかを生きる」ことになります。


未経験の事態に対応できない…..

40代女性Cさん
個人の感想です。得られる結果には個人差があります
(二週間経過後も)お陰様で元には戻ってません。あの瞬間、自分の中でカチッと思考のスイッチが切り替わったので気持ちが楽になりました。
同じ悩みを持つ方へのアドバイスですか。何でしょう。
私はHow to がわからないけれど、思考のスイッチが切り替えられると変われることだけはわかっていたのでカウンセリングが受けられた「偶然」の機会が本当に大きかったと思います。

20年来のしつこいお悩みについて、5つの観念と5つのネガティブ感情(青色)が一回のセッションですべて0に。そして右側(上の図のオレンジ色)の新しい考えのほうへと切り替わりました。


こんにちは 無憂です。

心理カウンセラー
絶學 無憂 (ぜつがく むゆう)
老子の「學を絶てば憂い無し」をそのまま活動名にしています。博士号を持つ科学者。2018年に起きた家庭崩壊を機に、ブレインアップデートを受講して激変を体験し、心の平安を得て「まんなかを生きる」ことの大切さに気づく。同じ心境を多くの人にも体験して欲しいと研鑽を重ねて、ブレインアップデートの方法を元に「フレーズクラウド・セラピー」を開発。科学研究は一旦やめて、セラピストとして本格的に活動するために準備中。

私、無憂の地獄脱出体験
2017年末、私は最愛の妻から「もう一緒には暮らせない」と宣告され、2018年の2月には妻と子供に帰国されてしまい、イギリスにただ一人残されて、離婚の危機に陥りました。
結婚生活の愚痴を繰り返す同僚たちの言うことがいつも理解できないくらい、ずっとオシドリ夫婦でした。なのに、いつの間に、なぜそのような事態を招いてしまったのか理解もできず苦しみ、まだ小さな子どもたちの側にいてやれないことは父親として失格だ、と毎日嘆き悲しんでいました。

そのどん底のときに出会ったのが、このフレーズクラウド・セラピーの中核をなす、陰陽統合の原理でした。
他に何も対策が思いつかず、藁にもすがる思いで、ブレイン・アップデートの田仲真治氏のオンライン・コーチングに申し込んだのですが、これでどうにかなるとはとても思えない、という気持ちでした。
開始早々のZoomミーティングでは、
「無憂さんは、これまでいろいろセラピーについても勉強されてきたようですが、まだ二元性の中(彼のいう第二ステージ)におられるようです。第三ステージ(二元性の外)に移行すると全然違った景色が見えますよ。五ヶ月後には今回のことが最高の経験だったと分かりますよ」
とニコニコ顔で言われたのですが、
「何を勝手なことを言っとるんじゃ、そんな訳があるか!ムキー」
と喧嘩腰に近いような、憤慨した態度で受け止めました。

ところが5ヶ月も待たず、わずか2ヶ月後には、全くその通りの状態になってしまったのでした(ですので、読者の皆さんがこの記事を読まれただけで半信半疑であってもそのお気持ちはよーく分かります。体験してみないと分からないことってあるのです)。
外側の状況が一切変化していないのに、鬱と罪悪感と悲しみにくれる気持ち悪いスピ系中年男から、胸のあたりから幸せがダダ漏れで楽しくてしょうがないただのエロオヤジへと変貌を遂げてしまった。
いや、それも最初のうちのことで、今ははっきり言えば、スーパー普通です(変人だけどw)。
なんですが、物事に動じることが極端に減りました。
母親が危篤になっても、父親が急死しても、動じませんでしたし、後者の場合は、むしろ父のために幸せな気持ちになっただけでした。
指導していた学生からは「あんたはいったい怒ることがあるのか、まるで想像できない」、「なぜこの状況で平気でいられるんだ?」と何度も言われました。
あるとき、その秘密は?と聞かれて、「ポジティブとネガティブのバランスを取ったら誰でもそうなるんだ」と教えましたが、絶対分かってないな、あいつは。
実際には私でも動じることはあるのですが、きっかけになるようなできごとが少なく、動じたときでも、気づいたらすぐにギフト(気づき)を得てバランスを取り戻すので、「動じたまま」でいる時間が短い。
よく誤解されるのですが、それって「フラットな状態でしょう?感動とか、喜怒哀楽がないんでしょう?そんなのはゴメンです」と。
たぶんこういう方のイメージされているのとは違っていて、ネガティブに振れることが少ないだけで、むしろずーっとワクワクしていると言えますし、人の親切なんかに触れるとすぐ泣きます。感受性を鈍くすることによって反応しなくなっているというよりは、感受性を高めているんじゃないかと思います。


ただ自然体で折に触れて家族に接し続けるだけで、一切特別なことはしてこなかったのですが、妻の「出て行きます」宣言からちょうど4年が経過して、ついに2021年末に、家族が、そして夫婦が、再統合を果たしました。
「あのとき出て行ってくれたのは、最高の決断だった、ありがとう」
と伝えたら
「どういたしまして」
と妻は笑っていました。
分離→再統合、というこの陰陽統合の原理のプロセスが、内側の心理面のみならず、外側の現象面でも完成したのです。
そんな私だから言えますが、この陰陽統合の原理には、人生を変える力があります。
カウンセラー(セラピスト)として活動を始めたのは、2019年ですが、当初は「悩みを消す」ということと「陰陽の統合」は、同じことを意味するのだと考えていました。初心者ながら、レイキヒーリングによって、クライアントの方の悩みがどんどん消えていくことに手応えを感じました。
しかし、そのうちに、どうもクライアントの皆さんの「仕上がり」が私が思い描いているのと少し違う、ということに気が付き、違和感を覚えました。
それから1年ほどかけて、「二元性の外へ出れば、悩みも消える」、しかし「悩みが消えても、まだ二元性の中ということは充分ありえる」と、やっと理解することができました。
この発見を踏まえて、私がブレインアップデートで習った技法にさらに工夫を加えて、独自のフレーズクラウド・セラピーとして、ようやく皆さんに提供できることになりました。
それから1年弱の間、モニターセッションのクライアントの皆さんが、あらゆる努力を跳ね返してきた、20年来〜50年来の悩みから解放される現場を繰り返し目撃し、ますますこの原理の普遍性と、このセラピーの再現性に自信を得ました。

この場面を見るときの喜びというのはもはや何者にも代え難いものです。これに比べると、ただ「悩みを消す」ことは、無味乾燥で全然魅力を感じません。
そして、比較的最近になって気づいたのですが、実はこの原理に触れたのは2018年のブレインアップデートが最初ではなかったのでした。20代の頃に私は、何度も地獄を体験していたのです。ひとつひとつの地獄から抜け出すとき、そのきっかけにはいろいろな形がありましたが、共通していたことがあります。
「それまでずうっと繰り返してきた最悪の悩みや苦しみが、実はこの学びのためだったのだ」、
と気づいたときに、
「これまで最悪だと思ってきたことが、実は最高のかけがえのない体験だった」、
と言い切れるように変化し、それと共に人生のステージがガクンと前へ進み、新しい道が開けてきたのでした。つまり二元性から出ることで地獄から出て次のステージへ進む、ということの繰り返しこそが私のこれまでの人生だったということです。
きっと同じことが皆さんにも起こります。
フレーズクラウド・セラピーは、この神秘体験を、体系的に引き起こすための方法なのです。
天命判断を受けたときに、目に見えない世界と目に見える世界の橋渡しをするのが私の役目だと聞かされ、「あ、やっぱり」と思いました。
科学者にしてスピリチュアルにも詳しい私が、心理学やコンピューター技術と、スピリチュアルの要素を組み合わせたこの手法によって、皆さんが闇から光へと移行するお手伝いをできることは、象徴的でもあり、私は大変な幸せを感じております。


カウンセリングの流れ
聞き慣れない名前のセラピーで、実際にどんなことをするのか不安に思われる方もおられるかもしれませんので、長くなりますが、カウンセリング・セッションの流れを詳しくご紹介します。
1. お悩みのネガティブ感情・行動、それらの背後の観念を箇条書きします
セラピーの目的は、観念(思い込み、認知)を書き換えることです。
お悩みとなっているネガティブ感情・ネガティブ行動は、外側の出来事が直接引き起こしているのではなく、クライアントの方の頭の中にある観念(思い込み、認知)が外側の出来事に反応することで発生していると考えます。
したがって、この観念を同定し、その中身を自分が真に欲している生き方に入れ替えることで、原因療法となり、悩みを根本から解消することができるわけです。
このステップでは、できるだけ重要な要素を漏れなく拾うことが重要です。
観念(認知・思い込み)の中でも、中核信念・コアビリーフと呼ばれるものは、「私は愛されない」「人々は私を大切に扱うべきだ」「この世界は危険な場所だ」などように抽象度が高く、「ボスキャラ」のような役割を果たしており、これらを見つけることが良いセッションのための鍵となります。



3. ひとつひとつの陰の観念に対して、陽の言葉を見つけてバランスを取ります
陰のフレーズクラウドのネガティブなエネルギーを維持したくないと意思表明をしていただいた方には、陰陽のバランスを取って頂きます。
陰の側に書かれた観念、たとえば「私は何をやっても失敗する」、に対して、(クライアントさんにとって)正反対で同じ強さのエネルギーを持つような、陽の言葉を見つけてもらい、それによって陰陽のバランスを取って、中和・キャンセルしよう、というのが狙いです。
通常、この際には絵画イメージを使った方法を取ります。陰の観念を表現した絵を想像してもらい、その絵をキャンセルするようなもう一枚の陽の絵を考えてもらいます。そしてその絵の意味の謎解きをして頂きます。これには右脳(絵画的イメージ)と左脳(言語的理解)を両方使って、左右の脳の統合を図る、という意図があり、左右の脳の統合が、深い気付きが起こるための条件ではないかと考えています。


4. 陽のフレーズクラウドを描き、新しいエネルギーを味わって言葉にしてもらいます
陽のフレーズクラウド(言葉の雲)を描いて、クライアントさんに見てもらい、そこから得られる印象について言語化してもらいます。
陰と陽のフレーズクラウドが全体としてバランスを取れているかどうかを確認し、取れていれば次のヒーリングの段階へと進みます。
通常、この段階で既に、元々の陰の観念に対する反応が小さくなっており、0に達する場合もあります。


個人セッションがゴールとして目指すところ
カウンセリングを受けた方の変化
うつ・不安・恐怖・イライラ・怒り・憎しみ・分かり合えない・罪悪感・悲しみなどの、ネガティブ感情でお悩みのテーマに対して、カウンセリングを受けた方は次のような変化があります。
と、これだけでも、虫のよすぎる誇大広告に思われるかもしれませんが、これがまず最低ラインです。
また、ここまでであれば、それを提供するような方法は、世の中にもすでにかなりの数あります。
しかしながら、ただ悩みを消すだけで、二元性の中に留まっていては、人生に大きな変化を起こすのは難しいというのが現実であり、数多くのメソッドはここに限界を抱え込んでいます。
しかし、フレーズ・クラウド・セラピーでは、これだけにとどまらず、さらにこのテーマについて「二元性から出る」ことをお助けし、これによって、
となることを目標としています。
これらが最も厳密な意味でフレーズクラウド・セラピーのセッションが成功したと言えるための条件となります。

ギフトとは何か?
ここでいう、ギフトとは、あなたが潜在意識で強く求めてきた願望であり、あなたに成長をもたらす気づきです。
それが隠されており、日の光が当たっていなかったからこそ、悩みという形で、そのような願望の存在を知らされていたのだ、とも言えます。
セッションでは、お悩みのグルグル思考からスタートし、その正反対の方向に、あなたが真に欲しいと思っていたギフトを自ら見出して頂きます。
「本当はこのようになりたかった」、
「本当はこういうことがしたかった」、
「本当はこのように生きたかった」、
という隠れた願望が次々と明るみに出ます。
最後に行うエネルギー調整では、あなた自身が選択することによってこれらの願望のエネルギーに共鳴するように変化を促進し、これらがセッション終了時のあなたの新しい在り方となります。
つまりこのセッションにはパワフルな願望実現ツールが内蔵されています。

二元性を出た「まんなか」とは?
こうしてネガティブ・ポジティブの両極端を離れて、二元性から出た境地のことを、このブログでは「まんなか」と表現しています。
ゼロ・ポイントなどと呼ばれることもあります。
心に波風が立っていないので静かで、穏やかで、それでいて満たされつつ、今ここに生きる感覚です。
自分の人生に対して、深いレベルからのじわーっとした愛と感謝に包まれます。
お悩みだったテーマについて偏りのない視点を得たので、もう心が振り子のようにポジティブとネガティブの間を揺れる、ということとはおさらばです。
この素晴らしさをできるだけ多くの方々に体験して頂きたいと願って、このブログも、セラピーも行っております。
一般に人生のステージが大きく進むときには、このような変化を体験することが多いようです。
これは逆を考えると分かりやすいですね。
ずうっと過去のことを後悔している状態では、ご自身のエネルギーの一部を常に後ろ向きに使っているようなものですから、前へ進むのが難しい、というわけです。
バランスが回復されてまんなかへ戻ってくるときに、ぱっと道が開ける。
この変化を意図的に起こそうというのがこのセラピーの本質、と言えます。

セルフケアも学べる
自在に使いこなすには複数回セッションを体験する必要があるとは思いますが、比較的簡単なテーマであれば、
一度経験すればやり方を覚えて、セルフケアでバランスを取れるようになる
というのも利点です。
独自開発のWebアプリを使って、体系化された手順に従ってワークを行えば、かなりの成果が期待できます。
個人セッションでこそ得られるもの
ビジネスという意味では不利な面も承知しつつ、一人でも多くの方にこの恩恵を受けて欲しいという強い思いから、フレーズクラウド・セラピーのセッションの細部にいたるまでブログ上でいち早く公開いたしました。
すでにセラピストとして活動している方や、
器用な方であれば、説明を読むだけでご自身でセルフワークをしたり、あるいは他の方にセッションを行うことすら可能かもしれません。
とはいえ、多くの方にとっては、読んだだけでカウンセリング・セッションを行うというのは相当ハードルの高い行為だと思います。
さらに、エゴというのはあの手この手で、グルグル思考からの解放を妨げようとするものです。
いざ自分でやろうと思っても、いろいろなことで気が散ったり邪魔が入ったりしてなかなか進まなかったりします。
個人セッションを受けることの最大のメリットは、情報ではなく、体験であり実践です。
私、無憂はキネシオロジーの筋肉反射テストによって、潜在意識から情報を取り出すことも行っているため、型通りのセッションでは対応が難しいようなケースでも、自由自在に必要なことを割り出して、きっと皆さんのお役に立てることでしょう。
また遠隔レイキヒーリングによるエネルギー調整による仕上げも、個人セッションならではです。
そして「まんなかを生きる」という人体実験を続ける無憂本人と接してみることで得られるものもあるかもしれません。

フレーズクラウド・セラピーのルーツは?
フレーズクラウド・セラピーは、国際ブレイン・アップデート協会の田仲真治氏が開発した「悪循環サイクル・好循環サイクル」というワークが母体になっています。
カイロプラクター医のジョン・ディマティーニ氏が開発したディマティーニ・メソッドは、質問に答えてネガティブとポジティブのバランスを取ることにより人生に奇跡を起こす方法として1980年代より世界中に普及されています。
ディマティーニ氏の著作を読んだ田仲真治氏が、キネシオロジーを中心としたご自身のセッションに、ネガティブとポジティブ(陰と陽)のバランスを取るという要素を取り入れたことで、人生を変えるブレイン・アップデートの体系が作られ、その中で「悪循環サイクル・好循環サイクル」というワークが開発されました。
2018年にこの方法を学んだ私、無憂が、陰と陽のバランスを正確に取る、右脳と左脳を両方使う、コンピューターを利用してフレーズクラウド(言葉の雲)を描くという工夫を加えて、2021年にフレーズクラウド・セラピーを開発しました。
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